2009年3月号掲載 福井舞

本当は標準語も喋れるんです!
喋ってたらカミカミになっちゃいますけど(笑)


●京都出身だけに、関西弁バリバリですね~

母親は北海道出身なので、標準語チックなんですよ。だから本当は標準語も喋れるんです。でも調子に乗って標準語を喋ってたらすごくカミだすんですね。それで「関西弁でいいよ~」って許しを得たので、関西弁を喋らせてもらってます(笑)

●実家には帰ってますか?
キャンペーンで関西に行くことがあるので、その時に帰ったりしますよ。ついこの前も帰ってきました。もうめっちゃ良かったですね~、アットホームで。実家やからアットホームなのは当たり前なんですけど(笑) 実家の猫とも久しぶりに触れ合えたし、いいリフレッシュになりました。

●もともとドラムから始められたんだとか?
そうなんです。中学校の頃、ハンソンていうバンドが好きで。そのドラムの子の叩き方がすごくファンキーやって、「ドラムやりたい!」って思ったんです。でも、歌うことがすごく好きやったんで、18才の頃からボーカル一筋になりました。それまでも漠然とミュージシャンになりたいなぁと思ってたんですが、どうしてもなりたい、っていうほど強い思いはなかったんです。でも、やっぱり音楽をやっていきたいなと思って、そこから本格的に音楽と向き合うようになりましたね。

●曲を書こうと思ったきっかけは何だったんですか?
それも18才の頃で、セカンドシングルの「Lucky」を初めて書いたんですけど、まさにこの曲と同じような失恋をしてしまったんですね。友達と失恋の話をしながら、その中に良いフレーズがあったらそれを書き留めていって、その言葉を集めてできた曲です。初めての作品やし、この曲を収録したデモテープがきっかけでメジャーデビューが決まったので、とても思い入れがありますね。

●最近ニューシングルをリリースされましたが、どんな風に仕上がっていますか?
実は1曲目の「Can Can」もデモテープに収録していたんですよ。今までバラードが続いてたんですが、これはアップテンポな応援歌になっていますね。もう1曲の「promise You」は、「アイのうた」の続編のような曲で、すごく切ないです。出来るだけ多くの人に届くといいなと思いますので、これからもシングル共々、福井舞をよろしくお願いします!

 


フクイマイ

京都府出身、24才のシンガー・ソングライター。22才の時に作ったデモテープをきっかけに、ドラマ「恋空」の主題歌「アイのうた」で昨年8月デビューを果たす。「第41回有線大賞」「第50回輝く!日本レコード大賞」を受賞し、今最も期待される超新星シンガーとして注目を集めている。3月4日に1stアルバムを発売予定。

New Single「Can Can/Promise You」
1050円・発売中 両A面シングルとなる3枚目のシングル。アップテンポでパワフルな「Can Can」と、切なさ全開のスローバラード「Promise You」の2曲を収録。