2008年4月号掲載 竹内藍

新作「手紙」は、真心込めて作った1枚。
皆さんにとっての「手紙」になればと思います


●高知はいつぶりの帰高?
昨年9月のライブで戻ってきて以来、半年ぶりですね。やっぱり高知は野菜とかお刺身が美味しいし、私お酒も大好きなんですよ(笑)

●今回のツアーは高知がファイナルですが、やっぱり地元でのライブは気持ち的に違う?
違いますね。ほとんど知ってる人だし、友達や家族も見に来てくれるんです。ただ、めちゃくちゃ嬉しい反面、言葉は悪いですが... やりづらい(笑) MCの時、全然知らない人の方が、私を知らないからやりやすいんです。でも、地元は終わってからの楽しみや、開放感もあるから好き。もちろん、それをメインに考えてる訳じゃないですよ(笑)

●夏前にリリース予定のNEWシングル「手紙」は、どんな仕上がりに?
今の世の中って、話があってもメールとかで済ませちゃうし、普段あまり手紙とか書かないじゃないですか。でも、胸の中にあるものを相手に伝える時、全部は表現出来ないですよね。絶対4分の1ぐらい胸の中に残ってる。そういうのを表現したかったし、表現できた作品になったと思います。

●プロデューサーは「爆風スランプ」のバーベQ和佐田さんですが、自身の活動においてどんな面がプラスになってる?
和佐田さんもミュージシャンなので、プロデューサーというよりはミュージシャンの先輩としていろいろ教わっている感じです。東京でも、周りのミュージシャンの方を紹介して頂いたり... そういった意味で、ミュージシャンとしての姿勢を一番感じ取れているのかなと思います。和佐田さん自身すごくエネルギッシュだし、私の方がだいぶ歳は若いんですけど、「こんなんじゃいかんな」と思うことがいっぱいあります(笑)

●今後どういうアーティストになりたい?
去年の今頃は、1年後の自分がこんな風になってるとは想像もつかなかったです。でも、この1年でそれぐらい成長したと思うので、あと1年後にどうなってるかも想像がつかないんですよ。だけど将来、作っていく曲で自分の足跡を感じられて、常に自分の中のモノを100%出せるような曲を作っていきたいし、歌っていきたい。今からすごく楽しみですね。

●高知のファンに一言。
帰ってきたときは、温かく受け入れて頂ければと思います。といっても、いつもみんな優しいんですけどね(笑)

 


タケウチアイ
1984年生まれ。3歳よりクラシックピアノを始めて以降、音楽が側にある環境で育つ。高校2年の時、本格的にシンガーを目指すことを決意し、卒業後に上京。某ミュージックスクールで和佐田達彦氏と出会い、その才能を認められ、2007年2月、同氏プロデュースにより1stソロアルバム「I -アイ-」でデビュー。夏前には、待望のNEWシングル「手紙」をリリース予定。

1st Album「I -アイ-」
1000円・発売中 収録曲全て、彼女が作詞・作曲を手掛けたオリジナル。和佐田達彦(Bass)、そうる透(Drams)など、蒼々たる参加ミュージシャンにも注目。