2008年12月号掲載 ghostnote

高知は父の故郷なので、その分思い入れも強いです。
また桂浜に戻ってきます!


●大平さんは高知に縁があるそうですね。

大平伸正(以下、大):はい、父方の実家が土佐清水にあるんですよ。だから高知に来ると、故郷へ帰ってきた気分になりますね。
中村勇介:来高したら、毎回桂浜に行きます。さっきも行ってきたんですけど、あの雄大さがたまりませんね。

●どうやってバンドを結成したんですか?
大:以前組んでいたバンドが解散して、ドラムの勇介を誘ってゴーストノートを始めました。当時はベースを弾いていたので、サポートギターを入れて3人で活動してたんですけど、ある日突然ギターを弾きたいなと思いまして。それで慎ちゃんに「ベースを弾いてくれないか」って連絡して、次の日ギターを買いに行ったんです。
佐藤慎治(以下、佐):同じベーシストなのに一緒にバンドをやろうってどういうことなんだろう? と、正直最初は戸惑いましたね。とりあえず合わせてみようってことで、3人でスタジオに入ったんですけど、初めてなのにすごく一体感があったんですよ。それで、このバンドをやっていこうと決心して、そのまま今に至るという訳です。

●シングル表題曲「I、愛、会い」に込めた思いとは?
大:自分と向き合うこと、人を愛すること、出会いを重ねること、という意味を込めてタイトルを付けました。この3つのアイって実はどこかで繋がっていて、人生はこれを繰り返すことだと思うんですよ。みんな誰かに助けられながら生きているんだ、ということに気づいて欲しいなと思いながら作った曲ですね。

●2年で300本ものライブをされたそうですが、エピソードを教えて下さい。
大:いろいろありますよー。山道で車のタイヤがパンクして、夜中3人で直したり、高知ライブの打ち上げで酔っぱらって、目が覚めたらバス停のベンチで寝てたり(笑) 大変なこともいっぱいありましたけど、色んな人、バンドとの出会いや経験があるからこそ、今の僕らがありますね。

●今後どんなバンドになっていきたいですか?
大:将来ゴーストノートみたいになりたい、と言われるようなバンドになりたいですね。一生このバンドでやっていくつもりです。簡単なことではないと思いますが、精一杯頑張っていきますので、応援よろしくお願いします!

 


ゴーストノート

写真左より、中村勇介(Dr.&Cho.)、大平伸正(Gt.&Vo.)、佐藤慎治(Ba.&Cho.)。2003年岡山にて結成、2004年春に現メンバーでの活動を開始。全国各地でライブを行いながら、着実に人気と実力を付けていき、今年5月にメジャーデビューを果たす。静と動が絶妙に入り交じったメロディーラインと、それを拾い上げるリズムのアンサンブルは、多方面から高い評価を受けている。

New Single「I、愛、会い」
1223円・発売中 人気アニメ「銀魂」エンディングテーマの表題曲を含む全3曲入り。1st・2ndシングルに引き続き、元ユニコーンの阿部義晴がプロデューサーを担当。